こんな感情なんていらん!

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最近読み終えてからマイブームとなっている

漫画『鋼の錬金術師』について、今回も書いていこうと思います。

 

この漫画の中にある

「一は全、全は一」

という言葉は、もはや自分の中では、

座右の銘になったというくらいお気に入りです。

 

この漫画では、

というか、どの漫画や映画を見ても、

記事を書こうと思えば何個でも書けるくらい、

学べることが沢山ありますね。

 

・・・これも、「一は全、全は一」ってやつですね。

 

 

今回は、ハガレンの中にある

「ホムンクルス(人工生命体)」

について。

 

※ネタバレありです

 

漫画の中では、人工生命体なるもの、

賢者の石の力を使っているから

なかなか死なないというキャラが出てきます。

 

それがこの七人のキャラクター。

それぞれ「○欲」なるものと対応しています。

 

ラスト(色欲)

グラトニー(暴食)

エンヴィー(嫉妬)

グリード(強欲)

ラース(憤怒)

スロウド(怠惰)

プライド(プライド)

 

 

この七つは見てのとおり、

全て人間が持っている欲の一つです。

 

で、このキャラクターたちが面白くて、

漫画を読んでいくとだんだんわかるんですが、

こいつらは、この感情しかないからめちゃユニークなんです。

 

たとえば、

「グリード(強欲)」っていうキャラクターは、

「お前の物は俺の物、俺の物も俺の物」

っていうジャンアンキャラです。

 

ジャイアンが可愛く見えるほど、

「俺は何でもほしい。金も、女も、名声も、…」

っていう感じのやつです。

 

如何にもな感じですよね(笑)

 

 

これと同じような感じで、

それぞれのキャラクターが欲に支配されている感じで、

それぞれのキャラクターは、ユニークな個性があります。

 

 

じゃあ、こいつらは何で生まれたのか?

 

っていうと、

漫画の中で「お父様」と呼ばれている

ホムンクルス(人工生命体)が、

「俺には感情はいらん!!!」

って感じで欲を開放したからです。

 

だから、そのお父様なるキャラは、

金も女も名誉も、食も、色(美)も欲しくないし、

怒りやプライドや怠けるという感情もないのです。

 

 

「唯一欲しいのは、永遠の命だ!!!」

っていうね。

 

これまた、よくある話かもしれませんが、

やっぱりこういうキャラがいるから漫画の世界が面白いし、

これって、どこか人間の心も表しているよなぁって思うんです。

 

 

感情って、人間らしさだけど、

時には必要ないっていう場面ありますよね。

 

怒りで人間関係が崩れたり、

強欲のあまり大切なものが見えなかったり、

周りに嫉妬して自分を見失ったり、

 

感情に人生を振り回されてしまうこともあります。

 

 

 

でも、この漫画を読んでいけばわかりますが、

感情と上手く付き合っていくことが本当の人間らしさ

ってことがよくわかります。

 

人工生命体は、人間のことを馬鹿にしているのです。

 

「お前ら人間の身分で何を言うか!!!」

みたいな。

 

 

でも、最終的には、

その「人間らしさ」っていう

ホムンクルスが最も嫌っているもので、

自分たちがやられてしまうし、

むしろ、人間が羨ましいと思えたりするのです。

 

こういった漫画は、何かしら世の中に対してメッセージを与えていて、

いや、ハガレンの作者は、

「B級映画が好きです。ムチャクチャだけで最後まで観てしまうような…」

って言っているので、特に意識はしていなそうですが、

やっぱりなんだかんだいって、世の中に当てはまる話が多いですね。

 

「真理を追究する」

っていうのが主人公の目的でもありますし。

 

 

これからの時代は、人工知能が更に増えていきます。

 

今でももう言われていることですが、

「ロボットが社会を支配するのか?」

「いや、そんなことがあるはずない!ロボットは感情がないんだから!」

「人間らしい活動が増えていくんじゃないか?」

とか色々な議論がされています。

 

 

そんな時代だからこそ、

「人間らしさって何?」

ってのが問われてきそうですね。

 

まぁこういう話をすると、

「そんな哲学的なこと考えるのは嫌い!」

って人もいると思うんですけど、

漫画ならそれも固くならないからいいですよね。

 

哲学書は読めないけど、漫画なら読める。

 

 

教科書とか本って、活字ばっかりで苦手・・・

っていう人は実際に多いけど、

何でも学べたらいいと思うんですよね。

 

日本には漫画があるわけだし、

日本にしかない文化なんだし、

学校の教科書がつまらないなら、

いっそのこと、漫画を教科書にしたらいいんじゃないかな?

って思ったりもします。

 

そういえば、僕の小学校5・6年生の担任の先生は、

馬鹿みたいに怖くてトラウマになるくらいの人でしたが、

学校に沢山の漫画を持ってきてくれて、

なんとお昼休みは、アニメをテレビで流してくれていました。

 

めちゃくちゃ良い先生でした。

(怒ること以外は)

 

その先生、漫画とアニメを愛していて、

なんと、自宅には「漫画図書館」があるのです。

 

金庫のように頑丈に守られていて、

一度、先生の自宅にいったことがあるのですが、

本当に図書館と呼べるほど、何千冊(何万冊?)もの漫画がありました。

 

あれは凄かった。

 

時代も時代で、

たぶん今なら学校に漫画とか昼休みにアニメって、

見れないんだろうなぁとおもいますけど、

漫画が教科書として扱われてもいいですよね。

 

 

現実問題は難しいからこそ、

ネットでの情報発信にまた価値が生まるのだと思います。

 

みんながそれぞれ好きな漫画を

ただ単に、レビューを書いていくのではなくて、

自分の人生とか日常とか学んできたことと掛け合わせて、

情報発信していったら面白い世の中になるなぁ

なんてことを考えています。

 

 

「こんな感情いらない!!」

って思う感情ほど、実は大切だったりします。

 

感情がないとただのロボット。

 

感情に振り回される人生は嫌だけど、

感情がない人生も、それはそれはつまらないでしょう。

 

 

そんなことを漫画『鋼の錬金術師』から学べました。

 

ほんと、この漫画は面白いです。

B級漫画なんてことありません!

 

また漫画についての記事は書いていこうと思います!

 

 

PS.

ん?書き終えた後に思ったんですが、

小学校のときに漫画やアニメを見せてくれた先生、

めちゃくちゃ怒っていたって書きましたけど、

 

「怒っている」

 

「怒っている」

 

 

・・・これも悪い感情ではない

ってことを記事で自分で書いていました。

 

ってことは、あの先生の怒りの悪いものではない。

何かで必要になるものなのかもしれない。

 

 

そう考えてみると、

自分は昔から「ミスを怖がっている」というラベルを自分に貼っていて、

その理由がわからなかったんですが、おそらく小学生の頃のその先生が原因でした。

 

それがわかったとき、

「あ、今の自分が怖がっているんじゃなくて、ただ昔の自分が怖がってるだけなのか」

って事に気付けて、そこからかなり気が楽になりました。

 

結構、僕らは過去の思考に邪魔されています。

 

何よりも厄介なことは、

「今の思考が過去から来ているものだと気付かない」

っていうときです。

 

それに、その過去が物心つく前からのことも多い。

 

よくあるのが小さい頃の母親の教育で、

母親の価値観が良くも悪くも染み付いていて、

今の自分が思っている価値観が、実は母親のものだった

っていうことです。

 

これを「インナーペアレント」なんて言われます。

「内なる親」ってことですね。

 

これは親に限らず、

世の中にある情報や常識という空気で、

実は自分の価値観が作られていることが多いです。

 

 

だから、しっかりと識別して、

「お前は誰だ?」じゃないけど、

そういう感じで、自分の本当の思考を探る

ということは大切ですね。

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